名古屋市は日本有数の大都市であり、2023年8月1日時点で約232万人の方々が居住されています。
人口の増加に伴い、マンションの需要も高まっており、売却しやすい市場状況にあります。
この記事では、名古屋市でマンションを売却をご検討中の方々向けに、売却価格の相場や確認すべきポイント、高値売却のためのコツについて詳しくご紹介いたします。
参考ページ：名古屋市マンション売却の相場は？確認すべき点や高く売るコツ
まず、名古屋市におけるマンションの売却相場についてです。
実際に取引が行われた価格を参考に、新築マンションの平均価格は4,996万円、平均1坪あたりの単価は240.8万円でした。
また、間取りによらず中古マンションの平均価格は2,820.9万円です。
ただし、これらは平均値であり、立地条件や築年数、間取りによって価格は異なります。
特に、エリアや築年数によって価格が異なる点に注目しましょう。
名古屋市において、マンションの価格が高いエリアと低いエリアを比較してみると、中区の平均1坪単価が299.1万円で最も高く、港区が142.3万円で最も低いことが分かります。
高価格のエリアは需要が高いといえるため、マンションの売却価格を決定する際に、自身の物件が所在するエリアにおける新築マンションの価格を把握することが重要です。
さらに、マンションの築年数も売却価格に影響を及ぼします。
建物には耐用年数が設定されており、例えば木造では22年、鉄筋コンクリートでは47年がその寿命とされています。
年数が経過すると建物の価値は低下するため、築年数も重要なポイントとなります。